怪獣1号
実は私、REACH&JUNOの前に「怪獣1号」のリリーという♀のスムチーを飼っていました。
といっても、チワワがこんなにあちこちで見かけられるようになる前の話で、かれこれ○○年前の私が子供時代の話です。
当時は、目がくりくりしてて、小さくて「気持ち悪い」という印象だったみたいです。
それが、、、今ではCMのくぅちゃんのおかげで、「かわい〜」って声をかけられますね。
リリーの話に戻りますが、このリリーは正に怪獣1号でした。
今思うと、かわいそうなことをしたな、と思うのですが、子供だった私や従兄弟がリリーが嫌がってるのに、触りたい放題。
おかげで、リリーは子供を見たらワンワン。ガウガウ。
ちょっと面白くないとワンワン。
そんな犬でもやっぱり、家族だったんです。
本当は、一緒にお散歩したり、遊んだりしたかった。
だけど、リリーは子供嫌い。
子供を近づけることもできなくなってしまいました。
外に出るとブルブルふるえるだけで、ちっとも楽しそうじゃなかったし。
ほとんどを家の中で過ごしていたように思います。
REACHを飼ったとき、「かわい〜」って寄ってくる子供が絶対いるだろうなと思っていました。
そんなとき、ワンワンガウガウしちゃったら、せっかく犬好きの子供が「犬嫌い」になっても嫌だし、REACHもかわいそうだって思いました。だから、リリーのように子供嫌いにならない犬にしたかったのです。
友達の子供や、お散歩の時に寄ってくる子供たちと遊ぶことが楽しいって思ってもらえるようにしました。
今では、REACHは子供も大好きです。(たま〜に度が過ぎて、マウンティングしちゃうのがたまに傷)
子供は、思いがけない動きもするし、加減を知らなかったり。
突然手を出して触ろうとすることだってある。
今でも、わーっとかけよってきて、ばっとREACHに触ろうとする子もいます。
その子にも、「REACHの準備ができてからね」ってお願いします。
親が注意してくれることは、ほとんどありません。
たま〜に、「わんちゃんに聞いてからね」っていってくれるお母さんに出会うと、嬉しくなっちゃいます。
で、REACHにお座りさせて、ちょっとだけでもいろ〜〜〜んな子に触ってもらいます。
大喜びするわけではないけど、子供たちに犬の暖かさを感じてもらったり、生きてるってことを伝えてるREACHです。
JUNOが来てから、REACHはぐぐっとお兄ちゃんになりました。
仲が良くっていいのですが、JUNOを守ろうとするのは、ワンワンガウガウをひどくしました。
JUNOが、怖いよ〜ワン。っていうと、そのあとREACHが「俺に任せろ」って感じでワンワンガウガウ。
しばらくは、二匹一緒に並んで・・・なんてことはできなかったです。
たま〜に連れて行くお散歩も、二匹別々。
公園に行っても、私&JUNOが右回り、REACH&ダーリンが左回りとかして、一匹ずつでちゃんと頑張る練習をしたり・・・
だいぶ、お互いに惑わされることも少なくなりましたね。
REACHは、だいぶ大人になってくれました。
きっと、、、天国のリリーも、喜んでいるかな。